ブログvol.6 | ヨーロッパを飛び回るハイセンスなヴィンテージバイヤーの日々

poisonvintage チサト

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2019.2.25

ブログvol.6 | ヨーロッパを飛び回るハイセンスなヴィンテージバイヤーの日々
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Vol.6

 
”ながらベーカリー探索”で
お気に入りのベーカリーを
見つけよう in パリ
 
パリの朝は香ばしいパンの香りが町中にふわっと広がります。起きぬけにコートだけ羽織って、とりあえずパン屋さんに朝食を調達。借りているアパルトマンに戻って出来立てのパンをかじりながら化粧をしたり、その日の買付のコースやアイテムの相談をパートナーとしたり。
 
ハードな毎日で体力勝負の買付中は可能な限り少しでも長く睡眠を取りたい。それなのにわざわざ早起きをして朝の贅沢な時間を楽しみたくなるのは、美味しいベーカリーがひしめくパリだから
 
パリには素敵なベーカリーが沢山。お目当のベーカリーがあれば目指しても良いけれど、時間が限られている旅行中や出張中は宿泊先の近くや、目的地への道中に素敵なベーカリーがあると気軽に立ち寄りやすい。とは言っても外さずに美味しいパンを食べたい。
 
今回のブログでは、時間がなくてもお気に入りのベーカリーを見つけるコツをご紹介します!
 
 
パリでは、パリで一番美味しいバゲットを決定するコンテスト、”バゲットコンクール”が毎年開催されます。バゲットコンクールは味や香りから総合的に審査されます(見事優勝に輝くと、なんと大統領のいるエリゼ宮へ一年間バケットを届ける特典がゲットできるのです!)。
 
そしてこのバゲットコンクール。受賞歴のある店舗は、たいてい店頭のウィンドウガラスに一目で何年に受賞したか分かるマークが貼ってあります。
 
 
 
もしこのマークを見つけてお店の雰囲気も好みだったら、とりあえず試しにクロワッサンを購入します。クロワッサンでなくても良いのですが、サイズ感や価格がちょうど良く、おやつ代わりに食べられて、万が一失敗しても後悔が無い気軽に試しやすい商品を選びます。
 
 
個人的な持論なのですがクロワッサンが美味しいお店なら何を食べても美味しいと思っています。そしてパリのベーカリーのクロワッサンは150円前後で購入出来る驚きの安さ!
 
 
バケットコンクールで受賞歴のある店舗を見つけたら、試しに一つ購入。もし気に入れば他の商品も試し、 イマイチであれば他の店舗を探す。
 
このようにして、目的地に向かいながら。アパルトマンに帰宅しながら。”ながらベーカリー探索”をすることで、何かのついでにお気に入りのベーカリーを見つけられます!

時間も効率的に使えるし、パリの街中を散歩する度にお気に入りのベーカリーリストが更新される楽しみもあります。
 
ベーカリーの店舗数も、パンの種類も数多くあるパリ。「ここのパン屋さんではこれを買うの」と自分だけのマイルールを決めると、パリの町歩きがもっと楽しくなるはず!バゲットコンクールの受賞店舗はネットですぐに調べる事も可能なので、旅のスケジュールが決まったらベーカリーを事前にリストアップするのもオススメです。
 
 
今現在の私のお気に入りベーカリーリストをベスト3をご紹介!
 
3位 Hure
こちらは2015年のバゲットコンクール受賞店。ここのキッシュが大好きで3年前から通っているのですが、朝イチで行かないとお目当のフレーバーが購入出来ない人気店。15時頃にはキッシュはほとんど売り切れてしまっているので、いつも午前中を狙ってお店に行っています。もちろん、他の商品も美味しいです!
住所:150 avenue Victor Hugo
 





 
 2位 Du Pain et Des ldees
こちらは2008年と2014年のバゲットコンクール受賞店。なんと言っても内装が美しい。クロワッサンが驚くほど香ばしくて美味しいです。パンの包装まで可愛いので女性には特にオススメです。
住所:34 Rue Yves Toudic. 75010 Paris,France
 




 
 
1位 LIBERTE
こちらはまだバゲットコンクールの受賞歴が無いのですが、何を食べてもはずさない名店。実は支店が日本にだけあります!京都と東京の二箇所にあるので、近郊にお住まいの方はまずは国内で試してみても良いかもしれません。
住所: Du Pain et Des ldees 住所:39 rue des Vinaigriers
 





 
ハイカラースタッフよりひとこと
おいしそぉ〜〜〜!バイヤーとして海外へ買付に行き、
毎回こんな美味しいもの食べてるだなんて、素敵な日々だと思いませんか?そんな日々について、ちさとさんに聞きたいことがあればお気軽にご連絡くださいね!
では、次回もお楽しみに。

 

プロフィール
poisonvintageプワゾンヴィンテージ
ディレクター・バイヤー
伊志嶺 千聖(イシミネ チサト)さん・26歳
沖縄出身。大学進学を機に上京。大学在学時はスペインのトマト祭り、アメリカのルート66をスタートのゴールまでの全長3750kmを車で横断、アフリカ周遊などマニアックな旅行を好みながら各地の美しい工芸品やヴィンテージを収集。そうした中で世界中の美しい物をセレクトしたいという思いから、比嘉とpoison vintageを立ち上げ今に至る。

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ハイカラー編集部

ファッション、ビューティはもちろん、モノ・コトへのこだわりが人一倍強い好奇心旺盛なクリエイターが集う編集部。ジャンルの枠に捉われないコンテンツ製作をモットーに日々奔走中。

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